【神戸市垂水区】明治期の栄華を残すロマンチックな西洋館「旧武藤山治邸」ではコンサートやティータイムも楽しめます♪
舞子の海を臨むコロニアル様式の西洋館「旧武藤山治邸」に行って来ました♪
「旧武藤山治邸」は、鐘紡の中興の祖と言われ、衆議院議員として活躍した武藤山治(1867年―1934年)が、明治40年に舞子海岸に建てた住宅だそうです。海に面して張り出した優雅なベランダが特徴です。
中に入らせていただくと見事な内装に大変驚きました。
建具や内装の仕上げ材は建築当初のものが残されており、当時の写真等をもとに正確に修復されているそうです。
家具調度品なども当時のまま保存されていますが、その保存状態が大変美しいのにも驚きました。館長にお聞きしたところ、ミツロウで家具を磨き美しい状態を維持、また保存されているとのことです。こちらは当時のままの暖炉です。
美しいステンドグラスは今もなお明治期の輝きを放っています。
こちらは漆喰を施された天井です。
趣きのある階段が2階へと続いています。
2階の踊り場からは美しい絵画を見ることが出来ます。
こちらは貴賓室にあるドレッサーです。
武藤山治の使用した書斎には数多くの洋書が書棚に収められています。館長のお話ではナポレオンに関する原書やリンカーンの政治学についての書籍を多く所蔵しているとの事です。
このように明治期の趣きが溢れる「旧武藤山治邸」では、定期的に音楽コンサートも開催されているそうです。ジャンルはジャズやクラシックなど多種多様で大変好評との事でした。
美しい「旧武藤山治邸」を満喫した後に、管理棟にあるカフェでゆったりと舞子の海を眺めながらティータイムを楽しむ事も出来ます♪
このように見どころ満載の「旧武藤山治邸」へ皆様もぜひ足をお運びください♪
兵庫県立舞子公園「旧武藤山治邸」はこちら↓