【神戸市垂水区・須磨区】水辺の安全確保! 「神戸ライフセービングクラブ」がライフセーバー講習を実施されていました。
2024年6月22日、ライフセーバーを目指される方を対象に「神戸ライフセービングクラブ」の皆さんが須磨海水浴場で講習を実施されていました。
1994年に発足、30年の活動実績を有する「神戸ライフセービングクラブ」は、水辺の監視・救援、安全・教育などを行うNPO法人。ライフセーバー(ライフガード)として「須磨海水浴場」と「アジュール舞子海水浴場」で水辺の安全確保に長年貢献されている市民グループです。
ライフセーバーとは、海やプールでレジャーを楽しむ人々の見守り、溺れている人や溺れそうな人はいないかをチェックし、実際に事故が発生した場合に迅速に対処するなどの活動を行うプロフェッショナルです。こちらは救命に使用されるレスキューボードとレスキューチューブと呼ばれる器材。
受講生の皆さんが実際にレスキューボードに乗って、定められた区間をぐんぐん進んでいきます。オールもパドルも無く手漕ぎなのにあっという間に見えなくなりました。
こちらではレスキューボードを使用し、受講生同士が溺者役とライフセーバー役に分かれて救助訓練を行っていました。皆さん真剣そのものです。
全員が砂浜に戻るとトレーナーの方からフィードバックを受けています。4日間の講習後には実技試験と筆記試験があり、それに合格しないとライフセーバーとして任務に就くことができないそうで、受講生の皆さんは熱心に耳を傾けていました。
オーストラリアや欧米では職業としてのライフガードが存在しているそうですが、日本ではほとんどがボランティアとしての活動となっているそうです。そのため、メンバーはそれぞれ仕事をしながら「神戸ライフセービングクラブ」の活動をされているそうです。
「神戸ライフセービングクラブ」の講習を受けたライフセーバーがパトロールしてくれるおかげで、私たちは安心して「須磨海水浴場」と「アジュール舞子海水浴場」を利用できます。とても心強いですね。「神戸ライフセービングクラブ」の活動を知っていただき、安全に水辺のレジャーをお楽しみください。
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