【神戸市】各家庭でできる生ごみ削減「こうべキエーロ」は神戸市が推進する生ごみ削減プロジェクト
須磨区役所では、「こうべキエーロ」の展示が行われています(2025年1月29日現在)。「こうべキエーロ」は、神戸市が推進する家庭の生ごみ削減プロジェクトです。
もともと「キエーロ」は、神奈川県葉山町で発案された生ごみ処理方法で、土の中の微生物の力を利用して生ごみを分解するコンポストの一種。特別な基材を使わず、プランターなどの容器と園芸用の土があれば簡単に始めることができます。
神戸市では、この仕組みを取り入れた「こうべキエーロ」の普及を進めており、ホームセンターで必要な用品を揃えられるほか、「こうべキエーロサポート店」も設けられています。
こうべキエーロの特徴
簡単な仕組み
土に穴を掘り、生ごみを投入して埋めるだけで、微生物が生ごみを分解します。
においや虫の発生が少ない
適切に管理すれば、においや虫の問題が起こりにくく、ベランダでも設置可能です。
分解速度が速い
夏季は約5日間、冬季は約2週間で生ごみが分解されます。
「こうべキエーロ」を活用することで、生ごみを燃えるごみとして捨てる必要がなくなり、家庭ごみの量を大幅に削減できます。また、生ごみのリサイクルを実践することで環境問題について学ぶ機会となり、環境保護にもつながります。さらに、持続可能な社会の実現にも貢献できる取り組みです。
実物を見て理解を深めることができるので、興味のある方は須磨区役所の展示を訪れてみてはいかがでしょうか。
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