【神戸市垂水区】舞子にある旧木下家住宅で開催中の「端午の節供」に行ってみました♪
国の登録有形文化財である舞子公園 旧木下家住宅で開催中の「端午の節供」に実際に行ってみました。旧木下家住宅はJR舞子駅の北東すぐのところにあります。こちらはJR舞子駅を東側へ出たところです。
ここから東へ少し進むと「浜本クリーニング店」があります。
道を挟んで東側には「飯田耳鼻咽喉科」があります。
この間にある路地を北へ進むとすぐに旧木下家住宅があります。
こちらが旧木下家住宅の入口です。豊かな緑に囲まれた敷地内に数寄屋造の近代和風住宅が保存されています。
こちらが旧木下家住宅です。一歩門をくぐると静けさに満ちた緑の中に厳かで崇高な空間がそこに現れます。
旧木下家住宅の「端午の節供」では木下家が所有していた貴重な「兜飾り」と「三幅対の掛け軸」が座敷の床の間に展示されていました。
館長にお聞きしたところ、「三幅対の掛け軸」は大正7年、木下吉左衛門氏が息子の吉治郎氏誕生の際に購入されたものだそうです。
琵琶床にある「兜飾り」は吉治郎氏が長男誕生の際に購入したものだそうです。
近くで見ますと、大変精巧な作りの「兜飾り」である事が分かります。美しい状態で保存されており、木下家の人々に大切に受け継がれてきた物だということが窺われます。
館長のお話では、これらの「三幅対の掛け軸」や「兜飾り」は2016年に木下吉治郎氏のご息女により寄贈を受けたとの事でした。こちらの違い棚にある可愛らしい童子の人形も木下家より寄贈を受けたものだそうです。
「端午の節供」にふさわしい人形飾りですね。
「端午の節供」の時期には、ツツジも開花しつつあるのでゴールデンウィーク中は美しいツツジの咲いた庭を愛でる事が出来そうです。
このように数寄屋造の近代和風住宅である貴重な建築物と共に、節供をお祝いする事の出来る旧木下家住宅の「端午の節供」へ皆様もぜひ足をお運びください。
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